ねみぎログ

IT業界で運用管理エンジニアとして過ごしてます。仕事・資格・趣味など、日々をアウトプットしていきます。

プロジェクトマネージャ試験 合格体験記(PM未経験でも合格できる!)

新型コロナの影響もあり、春の情報処理試験が中止になっちゃいましたね。

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本記事は、IPA主催の情報処理技術者試験の中でも

高度試験に区分される、「プロジェクトマネージャ試験」に挑戦した時の合格体験記です。

これから受験を考えてる・控えている人向けに、書きました。

 

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午後1がギリギリセーフ!

 

 

使用した参考書


定番である重点対策をチョイス。

 

 

本当にこれで十分でした。

午前2~午後1・2をカバーしてくれてます。

解答となる根拠もしっかり解説してくれるので、この本をしっかり読み込めば大丈夫でしょう。

 

 

前提知識


プロマネ経験は無し。

・応用情報を1年前に取得。他の高度試験は未経験。

 

勉強期間


ちょうど業務が忙しい時期で、1日30分~1時間程度×1ヶ月半程度。

ペースとしては、

午前2:3割

午後1:4割

午後2:3割

 くらいの配分でした。

学習方法・アドバイス


■全体として

・参考書を読んで、各種用語や解法は押さえておく必要があります。

 どうしたって、知らない言葉が設問に出てきたり、

 見当違いの解答をしていては、ハードルである60点を超えることが難しいので、

 インプットも大事です。

・計算問題が無いわけじゃない(EVMとか)

 

■午前1

応用情報合格で免除期間のため、割愛。

 

■午前2対策

下記過去問道場で、午前問題をとにかく解く。

自分は一日一回、1~2回分の試験を解くようにしていました。

www.pm-siken.com

過去問や他の高度試験からの流用が多い為、直近開催の5~6年分くらいやってコンスタントに80点以上取れるようなら、十分です。

基本的にこれを繰り返してれば

午前2は25問中、15問取れればパスできるので、

知識を蓄えるための肩慣らし程度に。

解説はちゃんと読む事。あとはとにかく反復。

ここで足切りにならないよう、数をこなしていきましょう。

 

■午後1対策

長文を読み解く能力が問われます。

午後1も、過去問を何回かやって、抜き出しや要約のコツを覚えるのが近道

応用情報の午後問題の要領です。

過去問5~6年分くらいやって、コツを掴みましょう。

 

重点対策の午後1対策でも十分な量ですが、

時間がある&午後1対策をより完璧に仕上げたいのであれば、

解説の詳しい問題集を別途用意しても良いかと思います。

 

 

■午後2対策

プロマネの経験無いので、論文ネタや書き方は、

午後1の問題文を参考に考えていきました。

特に「納期」「品質」「予算」の三本柱を意識しました。

・「論述の対象となるプロジェクトの概要」はあらかじめ考えておきましょう。

・問題文で問われてる内容を網羅して答えるようにする。

余計なことは書かないようにする。

具体的に、数字を出せるところは出して書く。抽象的な表現はしない。

当たり前じゃん!と言われるかもしれないが、これが大事です。

 ・とにかく手が疲れるので、普段手書きに書き慣れてない人だとマジ苦行です。

自分も手書きはかなり荒いのですが、字は読めるレベルで、なるべく綺麗に書きましょう。

スピード&文字の綺麗さを把握するためにも、1回くらいは手書きで解いてみるのが無難です。

 

なので、筆記用具選びも割と重要かと思います。

自分は、指で強く握り過ぎてしまう癖があるので、

書きやすい+持ち手が痛くなりにくいシャーペンとして、

クルトガのラバー付きをチョイスしました。

 

また、プロマネ未経験者や論文に自信が無い!他の論文系試験受けたこと無い!

って言う人は、以下の論文事例集を読んでおくと、論文組み立ての流れを覚えられます。

最悪、合格論文の丸暗記するだけでも、「書いて良いこと・悪いこと」が判断できるので、

点数アップにつながります。

 

 

受験の感想


受験当日は不安が大きい中での受験でしたが、

無事高度試験に合格できたことは、大きな糧になっています。

この資格を取ったから「プロマネの知識がある!」とはいきませんが、

資格って学習することに価値があるし、「合格してからがスタート」だと思っています。

プロジェクトに関わる人間であれば、実業務で活かせる部分も多いと思います。

 

ここで終わりではなく、他の高度資格にも、挑戦し続けていきたいです。