Ruby技術者認定試験(Gold) 合格体験記
久々更新。
Cisco試験が大幅改定されたり新型コロナでIPA試験が中止になったり、
資格試験界隈も色々ありますが、
今回は Ruby技術者認定試験(Gold)についての合格体験記となります。
受験時のプログラミングスキル
■Ruby Silver取得済。
業務ではVBAやシェルを少し触る程度。
Rubyは業務では未使用。
使用した参考書
Ruby技術者認定試験合格教本
[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書
- 作者: 牧俊男,小川伸一郎,前田修吾,CTCテクノロジー株式会社
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Silverの時と同じ参考書&問題集。
概要的な書かれ方が多いので、
読みながら実機演習をするのが吉です。
読み物として面白いので、今でもたまに読んでます。
3章くらいから内容難しくなってくるのですが、
これ読むとメソッドやらクラスやらが腹落ちしやすいと思います。
試験対策としては、読んでおくと10点くらい底上げされそうな本です。
使用した問題集
Ruby技術者認定試験合格教本
個人的オススメ度・・・★★★★★
教科書巻末の問題集。
本番試験と一番、レベル感が近い気がします。
RubyExamination(REx)
個人的オススメ度・・・★★★★★
Silverの時もお世話になりました。(GitHubのアカウントが必要。)
解説付きの問題集。
量も内容も申し分ありません。
個人的オススメ度・・・★★★☆☆
難易度的には、1番低め。
なので、CTC→Rex→合格教本の順で解くと、理解がスムーズかなと思います。
実機学習
Silverの時から、Windowsにrubyインストールして、irbで実施してました。
試験で求められるバージョンは「Ruby2.1.x 」となりますので、ご注意を。
また、Atomエディタで「atom-runner」パッケージを導入すると、
手軽にコード実行できるので、便利で使ってました。
勉強期間
1ヶ月半程度。
全体時間にすると、30時間程度。
学習方法
参考書は、Silverの復習含めて1回通読。
Silver同様、本番試験は75%が合格ラインなので、
問題集の丸暗記だけだと歯が立たないです。
理解不足と感じたところはネット検索で、
分かりやすく解説しているサイトを確認して、実機で手を動かしてました。
各種問題集が、コンスタントに90%以上取れるまで&自己理解するまで
やり込みました。
試験結果
久々にPass! pic.twitter.com/C0Ed2xFt2v
— ねみぎ (@nemigi_tori) 2020年1月27日
時間ギリギリまで粘って、内心不安な気持ちで試験終了ボタン押しましたが、
なんとか合格しました。(毎回心臓に悪い・・・)
アドバイス
■合格教本の巻末問題、似通った問題も何問か出ます。
若干ひねりを加えてきてるので、丸暗記ではなく、必ず動作理解をしましょう。
(クラス継承、可視性、eval、メソッド探索、変数スコープ、定数etc)
読んでおいて良かったと思いました。
■試験問題のレベルは、教科書よりも難しい感触です。
公式の試験範囲からまんべんなく出題されました。
記憶に残ってる箇所で覚書程度に書くと、
・using
・super
・date
・dup
・append feature、include、prepend、extended
・例外クラス
・YAML、JSON
・可変長引数
・inject
・inspect
・可視性変更
・self
・rescue
などが出てきました。
以下リンクは、参考になるかと思います。
Ruby技術者認定試験-Goldを受験したお話 | media.growth-and.com
試験の感想
1からRubyの学習を開始して、Ruby Goldまで取得できたのは自分の中で
結構大きい成功体験となりました。
この試験の合格をもって、「Rubyをマスターした!」と言えるものでは無いですが、
これから業務やプライベートで活かしていき、レベルアップしていきたいと思います。