ねみぎログ

IT業界で運用管理エンジニアとして過ごしてます。仕事・資格・趣味など、日々をアウトプットしていきます。

Ruby技術者認定試験(Gold) 合格体験記

久々更新。

Cisco試験が大幅改定されたり新型コロナでIPA試験が中止になったり、

資格試験界隈も色々ありますが、

今回は Ruby技術者認定試験(Gold)についての合格体験記となります。

 

受験時のプログラミングスキル


Ruby Silver取得済。

業務ではVBAやシェルを少し触る程度。

Rubyは業務では未使用。

 

使用した参考書


Ruby技術者認定試験合格教本

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書

 

 Silverの時と同じ参考書&問題集。

概要的な書かれ方が多いので、

読みながら実機演習をするのが吉です。

 

メタプログラミングRuby

メタプログラミングRuby 第2版

メタプログラミングRuby 第2版

 

読み物として面白いので、今でもたまに読んでます。

3章くらいから内容難しくなってくるのですが、

これ読むとメソッドやらクラスやらが腹落ちしやすいと思います。

試験対策としては、読んでおくと10点くらい底上げされそうな本です。

 

 

使用した問題集


Ruby技術者認定試験合格教本

個人的オススメ度・・・★★★★★

教科書巻末の問題集。

本番試験と一番、レベル感が近い気がします。

 

RubyExamination(REx)

www.ruby.or.jp

個人的オススメ度・・・★★★★★

Silverの時もお世話になりました。(GitHubのアカウントが必要。)

解説付きの問題集。

量も内容も申し分ありません。

 

www.school.ctc-g.co.jp

個人的オススメ度・・・★★★☆☆

難易度的には、1番低め。

 

なので、CTC→Rex→合格教本の順で解くと、理解がスムーズかなと思います。

 

 

実機学習


Silverの時から、Windowsrubyインストールして、irbで実施してました。
試験で求められるバージョンは「Ruby2.1.x 」となりますので、ご注意を。

 

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また、Atomエディタで「atom-runner」パッケージを導入すると、

手軽にコード実行できるので、便利で使ってました。

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勉強期間


1ヶ月半程度。

全体時間にすると、30時間程度。

 

学習方法


参考書は、Silverの復習含めて1回通読。

Silver同様、本番試験は75%が合格ラインなので、

問題集の丸暗記だけだと歯が立たないです

 

理解不足と感じたところはネット検索で、

分かりやすく解説しているサイトを確認して、実機で手を動かしてました。

 

各種問題集が、コンスタントに90%以上取れるまで&自己理解するまで

やり込みました。

 

試験結果


 

 

時間ギリギリまで粘って、内心不安な気持ちで試験終了ボタン押しましたが、

なんとか合格しました。(毎回心臓に悪い・・・)

 

 

アドバイス


合格教本の巻末問題、似通った問題も何問か出ます。

若干ひねりを加えてきてるので、丸暗記ではなく、必ず動作理解をしましょう。

 

メタプログラミングRubyの内容、かなり出題された印象。

(クラス継承、可視性、eval、メソッド探索、変数スコープ、定数etc)

読んでおいて良かったと思いました。

 

■試験問題のレベルは、教科書よりも難しい感触です。

公式の試験範囲からまんべんなく出題されました。

記憶に残ってる箇所で覚書程度に書くと、

・using
・super
・date
dup
・append feature、include、prepend、extended
・例外クラス
YAMLJSON
・可変長引数
・inject
・inspect
・可視性変更
・self
・rescue

などが出てきました。

以下リンクは、参考になるかと思います。

Ruby技術者認定試験-Goldを受験したお話 | media.growth-and.com

 

試験の感想


1からRubyの学習を開始して、Ruby Goldまで取得できたのは自分の中で

結構大きい成功体験となりました。

この試験の合格をもって、「Rubyをマスターした!」と言えるものでは無いですが、

これから業務やプライベートで活かしていき、レベルアップしていきたいと思います。